
ガトーバスク試作記録 Part 1
日曜日に試作することが多いです。
日本ではアメリカンチェリーと呼ばれる「スリーズ・ノワール」は、今、フランスで旬を迎えています。
今回で3度目のガトーバスクの試作。
マルシェで買ったスリーズノワールでコンフィチュールから。
旬の食材を使うと、やっぱりおいしくなります。
ガトー・バスクを作るのに、この季節をずっと待っていました。
日本でいう「さくらんぼ」🍒も、フランスにあります。
フランスでも、さくらんぼは生のまま食べるのが一般的です。
ガトー・バスクの始まりは、スペイン国境に近い農村・Cambo-les-Bains(カンボ・レ・バン)にあります。
バターと砂糖をたっぷり使った生地に、スリーズ・ノワール(黒さくらんぼ)のコンフィチュールを入れて焼き上げ、保存食として作られたのがはじまりです。
その後、市場で売られるようになり、当時は一つの国とされていたバスク地方全体に広がっていきました。
Part 2に続く。